
こんにちは、「プレミアム・エドゥトイ」を運営しているFP2級の紗希です。
「ルービックキューブって難しそう」
「子どもにはまだちょっと早いんじゃ…?」
実は私も、そう思っていました。
でも、年長(6歳)の時に、3×3と4×4のルービックキューブを自力で6面そろえるようになり、なんと3×3は1分程度で完成できるまでに!
最初は「知育にいいかも?」という軽い気持ちで始めたルービックキューブ。
ところが、取り組むうちにわかったのは、ただの遊びじゃないということ。集中力・論理的思考力・空間認識力など、多くの知育的メリットが詰まった「育脳おもちゃ」だったんです。
この記事では、そんなわが家のリアルな体験をもとに、ルービックキューブが子どもに与える影響や、親がどう関われば続けられるのかをわかりやすくご紹介します。
✅ この記事でわかること;
- 6歳でルービックキューブに挑戦した理由と導入のコツ
- 年長児が3×3・4×4を自力で6面完成させるまでの具体的なステップ
- 使用した教材(公式ガイドブック・YouTube)とその活用法
- 子どものやる気を引き出した親の関わり方(褒め方・見守り方)
- ルービックキューブがもたらした知育的効果(集中力・思考力・読解力など)
ルービックキューブは、やらされる勉強ではなく、「自分で考えてできた!」という喜びを味わえる知育ツール。
この記事が、子どもと一緒に新しいチャレンジを始めたい方の参考になればうれしいです。
ルービックキューブを始めたきっかけは「知育によさそう」
年長の9月、わが家では「そろそろ小学校入学に向けて、頭を使うおもちゃを取り入れたいね」と夫婦で話していました。
これまでブロックやパズル、図鑑などで遊ぶのが好きだったわが子に、知育にもつながる、ちょっとレベルアップしたおもちゃはないかな…と探していたとき、目にとまったのが ルービックキューブです。
昔ながらの定番おもちゃというイメージがありましたが、調べてみると、
- 集中力
- 空間認識力(立体的に考える力)
- 論理的思考力(手順を理解して実行する力)
など、今の子どもたちに育てたい力がギュッと詰まっていることがわかり、「これは良さそう!」と感じました。
とはいえ、親の私たちもルービックキューブにはあまり詳しくなかったので、最初の一歩が大事だと思い、
✅ 3×3のルービックキューブ(初心者向け)
✅ 公式ガイドブック(子どもにもわかりやすい解説付き)
をセットで購入しました。
「どうせなら、遊びながら頭も使えるおもちゃがいい」
「親子で一緒に楽しめるものを」
そんな思いから始めたルービックキューブ。
これが、思った以上に子どもの知的好奇心を刺激し、ハマるきっかけとなったのです。
【実録】3×3→4×4へ。6歳児が6面そろえるまでの道のり
6歳の子どもが、たった数ヶ月でルービックキューブの3×3と4×4の6面を自力でそろえられるようになった背景には、段階的な取り組みと親の関わり方がありました。
ここでは、実際にわが家で行ったステップを具体的にご紹介します。
▶ ステップ1:まずは親子で一緒に「1面完成」からスタート
最初のステップは、とにかくルービックキューブって面白い!という気持ちを育てること。
そこで、購入した公式ガイドブックを使いながら、親子で1面をそろえる練習から始めました。
ガイドには色ごとにわかりやすい手順が書かれているので、ルールを知らない私たちでも一緒に取り組めました。
「やった、1面そろった!」という達成感を親子で共有し、勉強ではなく“遊び”として楽しむことを意識しました。
▶ ステップ2:本を読ませて、自分で試行錯誤
1面に慣れてきたら、ガイドブックを子どもに渡して自分のペースで進める時間を作りました。
ポイントは「やらせようとしない」こと。
ルービックキューブは集中力を使うため、無理にやらせるとすぐに飽きてしまいます。
わが家では、
- 子どもが自発的に始めるのを待つ
- 少しでも動かしたら「すごいね!」と全力で褒める
というスタイルを徹底しました。
結果的に、子ども自身が「もっとできるようになりたい」と思うようになり、自らガイドを読み込むようになったのです。
▶ ステップ3:動画で補完学習。視覚的に理解をサポート
途中で「これは難しいな…」とつまずいたときは、YouTubeのルービックキューブ解説動画を活用しました。
特に子どもは視覚的に学ぶ力が強いため、手の動きが見える動画は大きな助けになります。
公式ガイドと動画を組み合わせることで、
- 手順のイメージがつかみやすい
- 実際に動かしながら学べる
という利点があり、3×3の6面完成までの理解がスムーズに進みました。

「ちょっと難しそう…」と思える遊びでも、段階をふんで親子で楽しめば、6歳でもここまでできるようになるという実体験でした。
【達成記録】6歳で3×3・4×4の6面を自力で完成!
- 3×3(3×3×3)ルービックキューブ:開始から約1ヶ月半で6面完成!
「わからない→やってみる→できた!」という成功体験を何度も積むことで、自信と集中力が一気に伸びたと感じています。 - 4×4(4×4×4)ルービックキューブ:さらに約1ヶ月で自力クリア!
動画やガイドを見ながら、より複雑な手順も理解しようとする姿には成長を感じました。 - 今では3×3を「約1分」で完成!
ここまでくると、もはや「遊び」ではなく「特技」レベル。
ルービックキューブをきっかけに、集中力・論理力・目標達成力がバランスよく育ったと実感しています。
ルービックキューブ攻略の“土台”になった読書習慣
ルービックキューブの6面をそろえるには、ただの「運」や「勘」ではなく、アルゴリズム(決まった手順)を理解し、記憶しながら試行錯誤する力が必要です。
今回の体験を通じてあらためて感じたのは、「本を読む習慣があったことが、攻略の土台になっていた」ということでした。
わが子はもともと絵本や図鑑が大好きで、知らないことに興味を持ち、自分で調べようとするタイプ。その延長で、ルービックキューブの公式ガイドブックも楽しみながら読み進めていきました。
難しい手順や図解も、「読む→理解する→やってみる」のサイクルが自然にできていたため、驚くほどの吸収力で上達していったのです。
特に感じたのは次のような効果です:
- 図やイラストを見ながら手順を理解する力が育っていた
- 細かいパターンの違いに気づける観察力がある
- わからないところは自分で調べるクセがついている
こうした力が、すべてルービックキューブの習得に活かされていました。

本を読む習慣は、さまざまな場面で活かされるのだと実感しました。今後の子育てにも、意識的に取り入れていこうと思います。
ルービックキューブで感じた「知育効果」5つ
ルービックキューブは、ただのパズルにとどまらず、子どもの成長を後押ししてくれる“知育おもちゃ”としても非常に優秀です。
実際にわが子が取り組む中で、目に見えて育った力を5つご紹介します。
① 集中力がアップ:「あと少し!」を頑張れる粘り強さ
1面ずつ丁寧にそろえていく過程で、ひとつの課題に集中し続ける力が自然と育ちました。
少しずつ形になっていく楽しさが、「もう少しやってみよう!」という前向きな気持ちにつながります。
② 空間認識力が育つ:立体をイメージして動かす力
ルービックキューブは、3次元のパズル。
表・裏・側面のパーツがどう連動して動くのかをイメージすることで、空間の把握力が自然と身につきます。
これは算数や図形の理解にもつながる力です。
③ 論理的思考力が伸びる:「手順」と「結果」を結びつける力
「この動かし方をすると、次はこうなる」
手順(アルゴリズム)と結果を結びつけて考えることで、因果関係を理解する力が養われました。
試行錯誤を通じて、「なぜうまくいったのか・いかなかったのか」を考える癖がつきます。
④ 手先の器用さがレベルアップ:小さな動きをコントロール
小さな指でキューブを細かく回す動作は、手先の発達にも良い刺激に。
最初はぎこちなかった動きが、次第にスムーズに。
回すスピードや角度の調整がうまくなり、器用さも目に見えて成長しました。
⑤ 自己肯定感が育つ:「自分でできた!」という達成感
何度もチャレンジして、ついに6面がそろった瞬間の笑顔は格別でした。
自分の力で目標を達成することで、「できた!」という自信が積み重なり、自己肯定感の向上につながったと感じています。

「楽しい」「面白い」と思えるうちに取り入れることで、子どもはどんどん伸びていきます。
まとめ:ルービックキューブは最高の知育おもちゃ
6歳という早い段階で、ルービックキューブを通して「考える力」や「やり遂げる力」が育つとは思っていませんでした。
しかも、親が無理に教えるのではなく、子ども自身が「やりたい」と思えるような導き方がポイントでした。
「うちの子もやってみたいかも」と思った方は、ぜひ【公式ガイドブック付き】でチャレンジしてみてください!
このブログでは、子どもの成長をサポートする家庭環境づくりの一環として、
> 目的別のおもちゃ紹介
> おもちゃのサブスクサービス
などもご紹介しています。
おうち時間をもっと楽しく、もっと学びあるものにしたい方は、ぜひそちらも参考にしてみてくださいね!
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